不良少年6
職員室での話は思った通りで
自分達に非はなくて
無抵抗なのに上級生達と
俺に殴られたと言う話になっていました。
俺の中では終わっている事なので、もうどうでもよくて
俺の開き直った態度が先生方大人には気に食わなかったのか
結果として悪者になりました。
人一人、同級生を助けただけなのに
こんなに大騒ぎになるとは思ってませんでしたが
もうこの頃の俺はこのくらいの事で
心が動揺するとかもなく
何だか慣れっこと言うのでしょうか
悲しみもなければ怒りもない
いつも漠然とした気持ちだったように記憶しています。
なので、その俺が突然パニック症になった事が
不思議で仕方ないので
こうして過去を思い出しては記事を書いています。
そう思うようになったきっかけは
youtubeの新宿オーピー廣瀬クリニックの動画を
観てからです。
そして今回の事件を機会に
学校へは全く行かなくなりました。
たまに行くときは250のバイクで行ってやりました。
先生いわく、お前は免許持っているのかと。
俺は言ってやりました、お前はバカか
中一で免許なんて持っているわけねぇだろうが。
この頃から、目上年上大人に対し
敵対視を強く持つようになりました。
俺に忠告、注意、睨みつける先輩や大人は
なんらためらうことも無く、即殴るという
人間になっていました。
それと多勢に無勢の場合、理由は全く関係なく
無勢側の応援をするような人間になっていて
周囲からは冷酷な鬼とまで言われてたようです。
民主主義の原理なのか
相手の言うことが嘘であっても
数の原理で負けてしまう
正義は必ず勝つ!なんてテレビや映画のようにはいかないものです。
今でもそれが嫌なんですけどね。
そしてそんな中でも
特に親身になってくれていた
先生がいましたが実は、超裏切り者だったのです・・。